福建省寧徳市福鼎市では、老叢の茶摘みも始まっているようです。
春の雨が過ぎ、気温が暖かくなり始めると、茶は新緑の芽を吹き、福鼎の多くの茶園では続々と春茶の茶摘みシーズンに入っていて、茶農家たちはこの機を逃さないように、2024年の最初の春茶を摘んでいます。
3月5日、点頭鎮翁渓村の龍埕崗にある、紀生縁生態茶園では、単叢の老茶樹が既に柔らかい緑色の新芽を伸ばしており、茶摘み人たちは熟練した手つきで今年最初の春茶の柔らかい芽を摘んでいて、製茶師たちは新鮮な生葉を均等に竹のザルの上に火遂げていて、一年で一度だけの最も重要な春茶の生産が始まっていました。
点頭鎮翁渓村は国家級良種である福鼎大毫茶(華茶二号)の発祥地であり原産地です。
翁渓村の龍埕崗にある紀生縁生態有機茶園は、点頭鎮で最も早く茶摘みが始まる茶園の一つです。
紀生縁(福建)農業発展有限公司の董事長・紀相炳さん
「今摘んでいる茶葉は主に早蓬春品種がメインで、福鼎大白、福鼎大毫は正式な茶摘みまであと2週間前後必要です。私たちの会社は既に準備を整えていて、今年の春茶の生産に取りかかれるようになっています」
浙江省、山東省などの茶葉の販売店は早々と茶産地にやって来ていて、現地で茶の生長、生産状況を視察し、茶の購入について商談しています。
浙江省の業者の支孝冰さん
「私たちは今年できるだけ早くきました。これは今年の最初の銀針の茶摘みの前に買い付けをしたいからです。今日の午前中、山じゅうに白毫銀針があるのを見て、私たちは茶農家と一緒に茶摘みをするのが待ち遠しくて仕方ありません」
点頭鎮は福鼎白茶の核心産地の一つで、生態環境と地理条件が独特です。
ここ数年、生態茶園の厳格な管理と有機茶園の科学的管理が行われるようになるにつれ、生産する茶葉の品質は年々上昇しています。
福鼎の老叢タイプの茶園の生産の様子でした。
このような茶樹は数が少ないため、どうしても手に入れたい業者は、このように茶摘みの前から、生産者のところに張り付いて商談をします。
老叢、単株というのを本当に入手しようと思ったら、このようにするか、こうした業者とコネクションを作るしかありません。