浙江省紹興市新昌県で、第1回中国茶ブランド文化年会という会合が開催され、その席上、全国名茶区域公用ブランド連盟という組織が立ち上がったそうです。
1月8日~9日、”中華茶 世界風”第1回中国茶ブランド文化年会が紹興市新昌県で開催されました。
この年会は中国国際茶文化研究会、浙江日報報業集団、新昌県人民政府が主催し、新昌県農業農村局、新昌県共富農業発展集団有限公司、茶博覧雑誌社、潮新聞客戸端が共同で受託しました。
浙江大学CARD中国農業ブランド研究センター主任、中国国際茶文化研究会茶業ブランド建設専門委員会主任、浙江永続農業ブランド研究院院長の胡暁雲氏が会の席上で発足の提案を行い、全国名茶区域公用ブランド連盟が設立されました。これは中国の伝統茶文化を3B(訳注:Broadband、Broadscreen、Broadcast)時代に進化、変革、革新、躍進を進め、我が国で長年続いてきた、唯一で特色のある、多様性に富んだ茶文化を”新たな生産性の高い茶文化”にしていくことで、茶産業の発展の新しいエネルギーとすることを目指すものです。
詳細については、不明なのですが、中国の有力な地域の名茶ブランドが連携していく組織のようです。
設立の宣言文などを見ると、ブランドとしての育成だけでは無く、海外へ向けての中国茶文化の伝播のような項目も入っているので、今後、注目をして見ていく必要があるかもしれません。