安渓鉄観音の秋茶の収穫がまもなく終了しますが、今年は復調の気配が出てきているようです。
安溪铁观音市场回暖 产销两旺
安溪铁观音采制已进入收官阶段。昨日,安溪县委县政府主要领导兵分南北两路赴茶叶主产乡镇调研秋茶产销情况。据了解,今年铁观音秋茶市场回暖迹象明显,产销两旺。
本篇文章来源于第一茶叶网 原文链接:http://news.t0001.com/a/201510/00002987.html
安渓鉄観音の収穫は収束段階に入りました。昨日、安渓県委員会県政府の主要な幹部は南北に別れて主要な茶産地の郷鎮で秋茶の生産と販売状況を調査しました。取材によると、今年の鉄観音の秋茶は市場の回復傾向が明らかになっていて、生産販売ともに盛んでした。
北部調査チームは安渓県政府の県長・高向栄氏に率いられて感徳鎮にやってきました。感徳鎮の槐川新村の感德慶芸茶葉専業合作社の社員で、大規模に製茶を行っている陳世治氏の家では、今年は伝統的な”重揺重発酵”の製茶技術が一段と広まり、茶の品質も向上したとのことです。感德慶芸茶葉専業合作社では、社員たちがお茶の販売証をつけていて、行列の番号発券機から番号を取っ手、買い付けを待っていました。「今日は買い付けの最後の1日で、茶農家にはもうほとんど余分なお茶は無いはずです」と合作社の責任者である陳慶雲氏は言います。この合作社では、調査チームはまた、茶葉の大量の買い付けに来ていた、泉岩茶業の黄董事長にも偶然出会いました。黄董事長は、泉岩茶業は感德慶芸合作社と提携して十数年になり、合作社は毎年、泉岩茶業に安全で品質が良く、コストパフォーマンスの高い茶の原料を大量に供給してくれていて、このために泉岩茶業が市場に投入製品には強い競争力があり、販売も順調です、と言います。
このあと、調査チームは感徳微商協会(訳注:微信・中国版LINEを通じて商売をする人たちの協会)にやってきました。感徳鎮の鎮長・陳志明氏によると、昨年、感徳鎮は微信を使った販売業者からの販売量が2億元に達したそうです。今年の販売量はさらに40%増加していて、微信を使った茶商はここ数年で新興の販路として勃興してきていて、協会は先月初めに設立され、政府もまた前から介入し、これらの販売業者の管理を行っているそうです。
高向栄氏によると、茶産業は安渓県の人民の生活のための産業であり、人民を豊かにする産業なので、歴代の県委員会県政府はこれを非常に重視してきました。ここ数年、安渓県委員会と県政府は茶の品質安全の管理とブランドの普及、生態茶園の建設、龍頭企業による模範的な活動など様々な方面で多くの仕事をしてきました。今回の調査では、1つにはこれらの仕事の効果を検証することができました。調査によれば、今年の鉄観音の秋茶は販売が順調で、価格も上昇しており、市場が回復していることが明らかになり、これらの活動が有効に働いたのだと思います。もう1つには、茶産業は未だに重大な挑戦に直面している中で、茶の健全な発展とより具体性を持った措置を提供していく規範を今後制定し、同時にこれを奨励していきます。「安渓の茶業は長年ずっと中国のお茶をリードしてきました。私たちはこのポジションから逃げずに、安渓の茶業を引き続き他のお茶をリードしていきます」と高向栄氏は述べました。安渓では、茶産業は一枚の葉から起き、百業が栄えました。「私たちは努力を通じて、安渓の茶農家の増収という問題を本当に解決し、安渓を速やかによりより生活に変えていきたいと願っています」
今年の安渓の秋茶は順調になっているようです。
ここ数年、安渓は他の産地に先んじて、かなり抜本的な対策を打ってきているので、立ち直りも早いのかもしれません。