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貴州省の白茶が中東へ

あまりイメージが無いと思いますが、貴州省で作られた白茶が海を渡って、アラブ首長国連邦など中東数カ国で発売されるそうです。

贵州白茶开始在阿拉伯联合酋长国等中东六国开售

经过市场开拓,近日,贵州柏春食品有限公司茶场的“柏春神鹊白茶”开始在阿拉伯联合酋长国、卡塔尔等中东六国开售,成为中国和中东之间新丝绸之路的使者和纽带。

本篇文章来源于第一茶叶网 原文链接:http://news.t0001.com/2014/1026/article_175093.html

市場開拓により、近日、貴州柏春食品有限公司茶場の”柏春神白茶”はアラブ首長国連邦、カタールなどの中東6カ国で発売が開始され、中国と中東の間の新しいシルクロードの使者と絆になります。

貴州省は中国で唯一の低緯度、高海抜、日照の少なさが兼ね備わった地区であり、茶に適した面積が大きく、生態環境も良好で、工業汚染も少なく、農薬や化学肥料の使用レベルも低くて、さらにセレン、亜鉛、ストロンチウムなどの有益な微量元素に富み、”緑色、生態、安全、健康”なお茶の発展のために理想的な地域です。有機で、味も良く、品質が高くて、産量が稀少などの理由から、”柏春神白茶”の中東市場での人気は高く、1斤の販売価格は5万人民元に達します。中東市場での歩みと同じくして、柏春食品公司は北京に国内販売統括部を設立し、広州、上海、成都などにも販売拠点を作り、国内市場の開拓にも乗り出します。

貴州柏春食品有限公司の董事長・龔栄忠氏の話によると、”柏春神白茶”の人気の源は企業の製品品質に対する追求にあると言います。高寨茶場は主に珍しい白茶と茶樹の花を主要品目として生産しており、会社では産量を抑えて、品質を保つようにしており、現在、高水準の白茶園2000畝あまりを作り上げ、茶園は有機富硒茶の基準に則って建設をしており、栽培中は化学肥料、農薬、除草剤やいかなるホルモンも用いず、年間5000斤あまりの乾燥茶葉を生産しています。

中国社会科学院茶産業発展研究センターが昨年主催した、”貴州神白茶専門家品評会”では、専門家の認識は、”神白茶”は高山の香りの濃い茶葉で、品質が特に優れており、茶の中の珍品と言える、ということで一致しました。高寨茶場はまた中国農業科学技術創新工作委員会による”中国最高級白茶生産基地”に認定され、中国科学院茶産業発展研究センターが認定する、”高山生態有機白茶模範基地”にも選ばれています。

 

生産量を絞って高品質のお茶を作っているということで、中国国内でもこれから積極的に打って出ようという企業のようです。
貴州省は開発が遅れていた分、環境の良さが売りになっているようなので、今後は注目の茶産地となりそうです。

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