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雲南省茶葉流通協会、茶業のビジネスモデルフォーラムを開催

中国の茶業界は政府の政策にかなり大きく影響され、ダイナミックに動いていますが、将来のあるべきビジネスモデルを考えるフォーラムが雲南省で開かれたようです。

 

云南省茶叶流通协会举办茶叶商业模式论坛会

近日,云南省茶叶流通协会茶叶商业模式论坛在省政协委员中心举行,论坛以“茶叶商业模式”为主题展开,主讲内容既有分析茶叶新商业模式及传统产业的互联网思维,还包括制约云茶市场发展的科学问题以及如何推进云茶品质提升和产品创新、助力云茶流通产业大发展等方面的经验交流。

本篇文章来源于第一茶叶网 原文链接:http://news.t0001.com/2014/0307/article_167637.html

先日、雲南省茶葉流通協会の茶業ビジネスモデルフォーラムが、雲南省政協委員センターで開催されました。フォーラムは”茶業のビジネスモデル”をテーマに開催され、主な内容としては、茶業の新しいビジネスモデルの分析と伝統産業におけるインターネット思想、さらに雲南のお茶マーケット発展の制約となっている科学的問題や、どのようにして雲南のお茶の品質を高め、製品を革新していくか、雲南のお茶の流通を助け産業を発展させていくためには、などの経験が交流されました。

茶業のビジネスモデルの専門家である張心忠氏は、現在の茶業界の現象を以下のように総括しました。
1.生産能力の過剰。全国のお茶は50万トン過剰。
2.従業員の能力があまり高くないこと。
3.企業家は非常に多いが、企業の規模はどこも大きくなく、さらに他の業界を特に軽蔑していること。
4.プーアル茶、鉄観音のような名の知られたお茶の種類は多いが、ブランドは非常に少ないこと

雲南滇紅集団の会長兼総裁の王天権氏は、会議で伝統産業のインターネット思想について講演しました。王天権氏によれば、「インターネットを消費を行うためのプラットフォームと捉えるのではなく、情報を伝達するプラットフォームとして捉えるべきです。そして、茶葉会社、茶農家、茶商の間で緊密な連携を取り、良い価値を生み出す産業チェーンを作るのです。同時に、革新的な思考モデルで、お茶を早く一般的な消費品にしていくために、お茶を上手に作ることの意味も、変えていかなければなりません」と話していました。

 

 

中国と日本ではビジネス環境が大分違うので、この議論は中国の茶業界が今後どちらに動くのかを知るのに役立ちそうです。
それにしても、約200万トンの生産をしていながら、50万トンの過剰というのは、かなりの重荷です。現時点で茶畑の開発をストップしたとしても、ここ数年で大量に開発された茶畑が、続々と生産可能隣、産量を増やしていくので、今後6年間は生産量を押し上げられることになると見られています。
生産能力の過剰は、中国の茶業における大問題です。

 

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