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安吉白茶の産地で森林破壊。その背景には

お茶の経済的なメリットが知られるようになると、山林の乱開発が行われることがありますが、安吉白茶の里・浙江省安吉県でもその現象が起こっているようです。

 

安吉县查获一起毁林种茶案

白茶的经济效益可观,但是,为了经济利益而毁林开垦种茶却实在不该!日前,记者从梅溪森林派出所获悉,近期,该所在林区治安巡查时发现龙口村有一处毁林种茶现象。

本篇文章来源于第一茶叶网 原文链接:http://news.t0001.com/2014/0305/article_167535.html
白茶の経済的なメリットは見るべきものがありますが、経済的な利益のために森を壊し 、お茶を植えることは実際にはあってはなりません。先日、梅渓の森林派出所で聞いたところによると、最近、この新林区をパトロールしていると龍口村で森が壊され、お茶が植えられているのを見つけました。

龍口村に行ってみると、1つの山の上に、わずか十数センチほどの高さの白茶が植えられている斜面がありました。話によると、これは昨年7月に開墾されたもので、その前は全て竹の林だったそうです。70歳近い施おじさんがこの白茶の畑の主人で、彼によると白茶は昨年12月に植えたばかりで、昨年の7月から始めて、彼一人だけで、最大傾斜度45度にもなろうかという荒れ山を開墾し、白茶の畑にしたのだそうです。

元々、施おじさんは一人暮らしで、年齢も行っているので、働きに出ることもできなく、娘にも負担を掛けられないので、白茶の経済的なメリットに気づき、森を壊して白茶を植えることを選んだのだそうです。「山の上の樹を切ったのは一部分ですが、これには伐採証が要り、さらに申請も行って認可が下りる必要があるので、彼の今やっている行為は、ただ森を壊してこの部分を開墾したことなのです」と梅渓森林派出所の副所長は言います。「既に開墾してしまったので、処理を行うべきで、まずは当人に緑化するようにさせるとともに、林政に関する処罰を進めます」。梅渓森林派出所の職員の調査によれば、施おじさんの開墾した面積は900平方メートルあまりになります。

「傾斜が急なので、水や土の流出は大変深刻で、もっとも主要なものは面が汚染されることで、水質に影響し、水の安全な供給が保証されなくなることで、深刻な話になると洪水の被害が起きることもあり得ます」と、浙江省水利庁の水資源保護所の高級工程師の王氏は電話で話しました。

取材中、施おじさんは、一日も早く合った仕事を見つけたいと言い、今後は森を壊してお茶を植えるようなことはしない。今回のことは自分の一つの教訓として、他の人にも同じようなことをしないように教育し、同時に再緑化に積極的に取り組む、と話しています。

 

もちろん森林破壊はいけないことなのですが、働くあても無い老人が、一人で急斜面を開墾したと思うと、ちょっと同情的になってしまうところもあります。
「利益目的で森林破壊」というと、大きな企業だったり金儲けを目論む山師のような人が、利潤追求のためにやっているという印象を受けますが、実際にはこのように、地元にこれといった産業が無く、食うや食わずになっている農家が、止むに止まれず森林破壊を行っている、というのもケースとしては多いのではないかと思います。
この手の問題の根っこは、農村の絶望的な経済状況や基礎的な教育の不足などさまざまな要因があるので、解決の道のりはなかなか大変そうです。

 

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