中国茶ファンのためのデータベース&ニュース

  1. 科学と機能性
  2. 118 view

安化黒茶を飲むと血糖値が下がる?

中国国内では、安化黒茶の人気が高まっているようです。
黒茶だから何となく健康には良さそうなイメージがありますが、具体的にどんな効果があるのかを検証している方がいるようです。

 

喝安化黑茶让你轻松降血糖

最近,湖南农大教授、中国黑茶专家刘仲华向外界透露,他通过严格的毒理学试验和安全性评价表明,安化黑茶对人体的血脂、血糖具有良好的调节作用,而且效果明显。这为科学饮用安化黑茶,预防和治疗糖尿病提供了强有力的理论支持。

本篇文章来源于第一茶叶网 原文链接:http://news.t0001.com/2013/0411/article_155392.html
最近、湖南農業大学教授で中国黒茶の専門家である劉仲華氏が外部に漏らしたことによると、厳格な毒性学試験と安全性評価の結果、安化黒茶は人体のコレステロールと血糖に対して良好な調節作用があり、その効果は非常にはっきりしている、とのことです。
これは安化黒茶を飲むことが、糖尿病の予防や治療に役立つという、科学による強力な理論の後ろ盾になります。

調べによると、糖尿病は最もよく見かける慢性疾患の一つで、そのうちⅡ型糖尿病は糖尿病患者総数の90%以上を占め、我が国の肥満者の30%はⅡ型糖尿病の患者であると言われています。
専門家は、特に若い人は、生活リズムの速さとハードな労働、長期の緊張と焦り・苛立ちにより、人体は長期間ストレスのある状態に置かれるため、体内からは大量の”ストレスホルモン”が分泌され、加えて反応が多いので、血糖値が上がりやすくなり、糖尿病を引き起こします。
このほか、車を使って歩くことが少なかったり、仕事が忙しくて昼夜が逆転したりすると、これらはインシュリンの分泌失調を引き起こします。また、不健康非科学的なライフスタイルは、カロリーの摂取が過多で体の活動が少なく、肥満を引き起こしますし、心理ストレスの多いことなども、糖尿病になりやすくなります。
当然、若い人だけでなく、ハイリスクグループの人たちは注意しなければなりません。この中には40歳以上で、家族の中に肥満や血糖値が高い、大きな子の出産歴、低体重児、代謝異常なども糖尿病になる可能性があります。
糖尿病の最大の問題は、高血圧や心臓病、眼の病気、腎臓の病気、運動障害、排尿排便障害などの合併症を伴うことで、重篤な患者は障害が残ったり、死に至ることもあります。

それではどのように糖尿病を予防し、コントロールしたら良いのでしょうか?理にかなった飲食をすることが下記です。神農は色々な草を味わって、茶に解毒作用があることを証明しました。茶聖陸羽は”天下の益は飲茶を知ること”と述べたように、茶の薬性は古来からよく知られてきました。
茶を飲むことは、健康を保つことにも役立ち、精神修養にもつながります。
近年、贅沢病が増えるにつれて、人々が茶を飲むことの保健的な意識もますます強まっています。

安化黒茶は脂肪を溶かし、三高(訳注:高血圧、高血糖、高脂血症)を下げ、千百年来辺境の人民が”命の飲み物”として奉られ、現代においては成人病キラーです。
過去、安化黒茶はひたすら辺境地区にのみ販売されており、そのため辺銷茶(辺茶)とも呼ばれています。
安化黒茶の中の茯磚茶は、冠突散囊菌という善玉菌が含まれていて、人体の新陳代謝に良い影響を与えます。
千百年来、遊牧民族は茯磚茶を飲んできたので、野菜や果物がなくても、健康の心配もなく、成人病にかかることもありませんでした。歴史と生活が茯茶の健康作用を証明しているのです。
西北のことわざにある、「一日お茶が無ければ滞り、三日お茶が無ければ痛む」「三日糧食が無くとも可なれど、一日としてお茶無くるべからず」というのは、この真実をよく表しているでしょう。

現代科学もまた、安化黒茶を常飲することは人体の健康に良く、糖尿病の予防に有効であると証明しています。
安化黒茶の中に含まれる特有のお茶の多糖類には、インシュリンと似た作用があり、人体内の血糖値の含量を下げることができます。これは、マウスに茶の多糖類を与えて7時間後に計測すると、その血糖値が70%低下していたという研究が証明しています。
特に安化茯磚茶の中にある金花は、一種の善玉菌で”冠突散囊菌”といいますが、これには比較的強い血圧を下げる効果や糖類の代謝を調節する効能があり、”黒色の黄金”と讃えられます。

同時に、糖尿病の人は、正しい食生活と合理的な生活スタイルを確立しなければなりません。飲食を制限し、糖質の低いものを多く食べ、塩分を減らし、脂肪分も避け、繊維質を多くとり、ビタミンも多めに摂取します。さらに運動量を増加させ、定期的に体重を量ります。たばこを戒め、お酒も少量にし、一切の悪い生活習慣を断てば、血糖値は横ばいか、必ずや少なくなることでしょう。

 

お約束ですが、あくまで現地の記事を翻訳したもので、医療的な正確性は保証致しません。
まだ、論文発表という段階に至っていないものですが、どうも効果がありそうな雰囲気は伝わってきます。

科学と機能性の最近記事

  1. 中国保健協会・茶産業と健康分会が発足

  2. 煙のような香りのするプーアル茶ができる原因は3種類

  3. お茶を飲む人がよく使う”回甘”とは何か?

  4. 六大茶類の基本的な香りのパターン

  5. 普洱茶の陳化によって変化する5つの成分

関連記事

PAGE TOP