龍井茶の生産地で紅茶を作ろうという動きがあるようです。
是谁在推动新红茶市场?
http://news.t0001.com/2012/0330/article_140831.html
この動きはどうやら”農業経済学”的な動きのようで、信陽毛尖の産地、信陽での紅茶”信陽紅”の成功に刺激を受けたもの。
「長江以北に紅茶は無い」のタブーに挑んだ、信陽の挑戦を高く評価しているようです。
信陽では、信陽紅の成功で、夏や秋の茶葉も売れるようになり、農家の所得が上がったのだとか。
現在の龍井は春茶を摘むのみで、夏や秋のお茶は摘まれないようです。
だったら、龍井で新型紅茶を売り出せば、農家の収入増が見込まれるのではないか?という議論です。
ただ、現在の中国のお茶業界は、ややもすると投機的なお金の動きになっていて、多くのブランドが”消費”されているような状況にあります。こういうところに、実の伴わないお茶を投入しても意味がないのでは?との懸念もあるようです。
良くも悪くも、農業経済学的議論で中国茶の世界は動いています。
ところで、私が気になったのは、九曲紅梅はどこへ行っちゃったんでしょうか・・・:-?