四川省の蒙頂山で茶摘みが正式に始まり、イベントが開催されたようです。
”揚子江心水、蒙山頂上茶”。2月26日、2022年蒙頂山茶区第一背籠茶発売イベントが雅安市名山区の世界茶都茶葉交易市場で開催され、茶祖・呉理真を探す”蒙茶小仙”、2022年蒙頂山京東春茶購物節などのお茶イベントが続々と始まりました。春茶のオークション会場では、蒙頂甘露と蒙頂黄芽の新茶が、それぞれ1000gで44,000元と52,000元の高値で茶商によって落札されました。
感染症の流行を予防するために、イベント会場での参加者には厳格な管理が敷かれました。省内外の茶業界の専門家や世界各地の茶商や茶友たちは、VR視聴方式で、蒙頂山茶区の最初の一籠茶ノ葉椿井に祝賀を述べ、オンライン上の”クラウド”名山に集まりました。イベントの最後には、会の来賓が協力してボタンを押し、これが2022年蒙頂山茶区の最初の一籠のお茶の正式な発売を意味しました。
蒙頂山は世界の茶文化の発祥の地で、文字によって記載がある人工的な茶樹栽培のもっとも古い地方です。名山区の茶園面積は35.2万畝に達し、”蒙頂山茶”地域公共ブランド価値は40.99億元に達し、四川省で第1位にランクされています。
名山区茶産業推進チームの副主任である羅江氏によると、甘露は蒙頂山貢茶の主要で代表的な精品で、早春の一芽一葉開きかけを摘んで限量とし、攤涼と”三炒三揉”によって製造され、茶葉之易路は嫰緑で艶があり、清らかな香りがして、口に入れると甘いのです。同時に、蒙頂甘露は名山区の今年もっともプロモーションしていく種類になっています。取引市場では茶商たちが時を争うかのように、名山区の35万畝以上の茶園に入り、茶農家もまた一年で最も忙しい季節に入ります。
この時期は、まさに全国各地から茶商が集中してやって来て、お茶を買い付けに来る時期ですが、名山区は、防疫と交易を”両つかみ”し、全面的に今年の春茶市場の安定的な進行が行えるようにします。
「感染症の流行予防の基準に照らして、それぞれの茶葉取引市場での防疫対策以外にも、他の地域からの茶商は名山にやって来てお茶を買い付ける場合は厳格な防疫規定に従う必要があり、それらの防疫措置がちゃんと出来ないと、それぞれの茶葉交易区に入れないようにしています」と名山区の責任者は言います。
今年の茶葉の生産と販売の状況分析によると、2022年末までには、名山区全体の生葉の産出額は23億元以上、加工産出額は45億元以上、総合産出額は80億元に達する見込みです。
中国国内でもオミクロン株の流行などがあり、防疫体制も強化されているようです。
いずれにしても、中国は本格的に新茶シーズンに入ってきたようです。