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蒙頂山茶の業界標準、全て出揃う

昨年12月に3つの業界標準が公布されていた四川省の蒙頂山茶ですが、このたび、追加で3つの業界標準が制定されました。
これで蒙頂山茶に関する業界標準は全て出揃ったとのことです。

 

2020年12月に中華全国供銷合作総社が公布した『”蒙頂山茶”生産加工技術規程』、『蒙頂山茶 第一部分:基本要求』と『蒙頂山茶 第二部分:緑茶』につづいて、11月8日、中華全国供銷合作総社が発表した公告(2021年第4号)により、『蒙頂山茶 第三部分:黄茶(GH/T 1351-2021)』、『蒙頂山茶 第四部分:紅茶(GH/T 1352-2021)』と『蒙頂山茶 第五部分:花茶(GH/T 1353-2021)』が供銷合作業界標準として認可され、公布されました。これによって、”蒙頂山茶”シリーズの業界標準は全て公布が完了し、黄茶、紅茶および花茶の標準は2022年1月1日より施行されます。

各地区の人民政府の強力な支援の下、2018年5月8日に、名山区人民政府は”蒙山茶”国家標準(改訂)編制委員会の設立を決定し、『蒙山茶』国家標準の改訂と『蒙頂山茶』シリーズ業界標準の申請、審査、公布の実施などの各作業を正確に実施することを求めました。編制委員会は中国茶葉流通協会、四川農業大学、雅安蒙頂山茶産業技術研究院、国家茶葉産品質量監督検験中心(四川)、雅安市名山区市場監督管理局、雅安市名山区茶業協会などの機関が共同で編制を行い、実地調査などを通じて、特に”蒙頂山茶”地理的表示製品の栽培、加工、種類のイノベーションと成長に実際に必要なことについて競うし、3年あまりの時間を費やして、審査、意見募集、実物標準サンプル審査、専門家の審査などの工程を経て、国家茶業標準化技術委員会に申請を行って、最終的に公布され施行されます。

この業界標準の制定は”蒙頂山茶”の発展に重要な意義を持ち、その茶類・種類の標準の不備という問題を埋め、元々の『地理標志製品 蒙山茶』国家標準における種類や関連する技術などの不備を埋め、より規範化した茶葉生産加工とまとまりのある生産加工技術の流れを推し進めることができ、”蒙頂山茶”製品の品質を高め、”蒙頂山茶”の多様化、市場化を推し進めるのに有効であり、”蒙頂山茶”ブランドがさらに向上するための技術的なサポートを行うことでしょう。

 

蒙頂山茶は、これまで国家標準『蒙山茶』をベースにしてきたのですが、かなり古い標準になっていたので、色々と不備も目立っていました。
そこを見直すとともに、業界標準で補うというのが、今回の改訂の主目的だったようです。

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