浙江省温州市にある泰順県で、全省茶歌大会というイベントが開催されたようです。
7月8日、2019全省茶歌大会は温州市泰順県で決勝戦の幕が開きました。浙江省、福建省、江西省、安徽省などの省からの99組の選手は難関を突破して山の街に集い、その甘い歌声を交わして、浙江省の省を跨いだ文化旅行の新しいモデルを打ち立てました。
取材によると、茶歌は我が国の南方地方で流行している一種の民間音楽のスタイルで、浙江省、福建省、江西省、安徽省などで最も盛んに行われており、かつて「采茶舞曲」は国連教育科学文化機関(ユネスコ)の教材にも選ばれ、これは国家一級の作曲家である周大風氏が泰順で作ったものです。
一曲の茶歌が文化旅行を興します。浙江省は全省で”大花園”の建設と浙閩贛皖生態旅行協力を初めて行い、2019年全省茶歌大会は今年の4月に開戦してから、省内外の音楽愛好家の注目を集め、各地域の選手は挙ってエントリーをしました。5月、杭州、温州の2つの地区予選の第1回戦が行われ、99組の選手が全力でコンテストに挑み、泰順に来て2次予選の戦いに参加し、最終的に43組の選手が決勝の舞台に登りました。
決勝の舞台では、選手たちは高らかに響き渡る声で茶歌大会の舞台で歌を歌い上げ、茶郷の文化を歌いました。浙江省の選手の夏哲さんと葛菲芸さんは、『茶湯』を歌い、お茶の香りを纏った爽やかな風が吹き抜けるようで、人の心に染みわたりました。江西省からきた雲霧チームは、『又唱請茶歌』を歌い、茶の歴史、茶の内包、茶の文化を順次伝え、それぞれのお茶の余韻と風味をもたらしました。安徽省の徽州兄妹チームは、『蘆花』で私たちを彼らの土地の美しい景色の中へ連れて行きました。福建省の黄斌さんは重厚な深い情のある声で『黄河頌』を演じて、祖国への尽きない熱愛の情が溢れる様を伝えました。
取材によると、2019全省茶歌大会のほかに、今年、泰順県ではさらに第8回泰順廊橋文化旅行節、第2回泰順石篆刻コンテストなどの十大文化旅行イベントを開催する予定で、特色あるイベントによって全域の旅行を盛り上げ、郷村の進行を助ける計画です。
お茶に関する歌を披露するコンテストだったようです。
近年では各地でさまざまなお茶に関するイベントが開かれているのですが、開会式などではこうしたお茶にまつわる歌や演劇、雑伎などが披露されるのが一般的になってきています。
お茶はエンターテインメントの世界にも影響を与えているように感じます。