西湖龍井の茶摘みの時期が大まかに判明したようです。
西湖龙井本月20号可开采 预计价格与去年持平
3月初的一场冷空气让西湖龙井上市延迟了好几天,然而,连续几日的温暖天气又让茶农们兴奋起来。
本篇文章来源于第一茶叶网 原文链接:http://news.t0001.com/a/201503/00000199.html
3月初めの寒気は西湖龍井の発売を数日遅らせたようですが、ここ数日の暖かい天候は茶農家たちを興奮させているようです。
「ここ2日ほどの気温を見ていると、最も早い西湖龍井は20日前後に摘めると思われます。しかし、在来種の茶摘みは今月末まで待つ必要があるでしょう」と杭州市総商会西湖龍井茶商会会長の戚国偉氏は言います。価格については、山や土質、茶樹の品種、販路などによって異なり、西湖龍井の価格といっても同じではありませんので、それぞれのお茶について論じる必要があります。「しかし、価格を昨年と比較すれば、おそらく安定して推移するでしょう」。
現在、様々なメディアの報道によれば、温州などの烏牛早は既に茶摘みが始まっており、西湖区龍井茶産業協会会長の商建農氏もこれを承知していました。「浙江108などは少量茶摘みが始まっていますが、龍井43号、在来種はまだ摘み始まっていません。具体的な販売時期は天候の状況を注視しなければいけませんが、昼間の気温が十数~二十数度の範囲にあれば、発売の時期は遠くありません」。
「西湖龍井の最も良い茶摘みの状態は一芽一葉か一芽二葉で、現在は芽が出て来ているとことなので、芽がもう少し伸びて、もう1枚の葉が出てくるにはあと数日待つ必要があるでしょう」と浙江農林大学の茶の専門講師の温暁菊氏は言います。
戚国偉氏は、今年の西湖龍井の発売時期は遅れることは無いと言います。なぜなら3月初めに杭州には少し雪が降りましたが、温度の下げ幅は酷くなく、凍結や大きな寒波の影響が無かったからです。
古くからの茶農家の一人として、戚国偉氏は消費者に広く注意を呼びかけています。茶の摘み始めは市場にすぐに商品がお目見えすることを意味していません。一般的に言えば、茶摘を行ってから市場で販売されるまでには、3~5日間は必要です。最も早い西湖龍井の茶葉が最高のものであるとも限らなくて、良いお茶は早いものでなければならないわけでもありません。彼の考えによれば、最高の西湖龍井は龍井村の獅峰山で出来るものですが、獅峰山の茶葉は必ずしもそんなに早くはなく、さらに大部分は在来種なのです。
若干の寒の戻りはありましたが、ここのところの天候は安定しているようで、今年の龍井は特に遅れも無く摘まれそうです。