近年、ジャスミン茶の新興産地として発展している広西チワン族自治区の横県では、生産量の5割近くを欧米への輸出が占めているそうです。
广西横县近五成花茶出口欧美等市场
9月5日,广西金花茶业有限公司40多位员工高兴地将一箱箱成品茉莉花茶装上5辆大货车。“这批花茶是发往美国、英国等欧美的超市连锁专卖的!”该公司董事长翁荣彬告诉记者,他们生产的茉莉花茶63%出口欧美以及日本、韩国等国外市场。
本篇文章来源于第一茶叶网 原文链接:http://news.t0001.com/2014/0908/article_173708.html
9月5日、広西金花茶業有限公司の40名あまりの従業員は嬉しそうにジャスミン茶の1箱1箱を5台のコンテナ車に積み込んでいました。「これらの花茶はアメリカ、イギリスなどの欧米のスーパーマーケットチェーンの専用のお茶です!」と、この会社の董事長・翁栄彬氏は言います。彼らが生産するジャスミン茶の63%は欧米や日本、韓国などの海外市場に向けて輸出されます。
横県は”中国ジャスミンの郷”です。現在、ジャスミンの花の栽培面積は10万畝で、花農家は33万人、年間の生花の生産量は8万トンで、ジャスミンの生花の年間販売収入は10億元です。花茶の加工会社も150社あり、年間の花茶の加工量は6万トンで、産出額は28億元となり、ジャスミンの花の産量と花茶の生産量では全国の総量の80%以上で、世界の総量の60%以上を占めます。全国だけで無く全世界最大のジャスミンの花とジャスミン茶の加工生産地なのです。
横県は現代化、標準化、国際化の発展目標を通じて、ジャスミンの花(茶)産業をより大きく、強くしようとしています。横県は、欧米など国外の花卉、茶葉のビジネス交流を深め、販路を開拓し、花卉精算と茶葉貿易の促進に力を入れています。現在、横県の花茶の輸出は全県の花の総量の46%を占め、欧米だけでなく日本、韓国、シンガポールなどの国と地域にある73の都市で260件あまりの花茶の専門チェーン店や販売の棚を有しています。今年1~8月で、横県は既に花茶を1170トン輸出し、1410万米ドルの外貨を獲得し、農民はその中から純収入2.6億元を獲得しています。これは昨年の同時期に比べると、それぞれ41%、43%と46%の伸びです。
横県は国際マーケットの要求に合わせ、標準化生産を行い、”茶園+企業+国際マーケット”の産業チェーンを形成しています。”緑色農業”での成長を手に入れるため、国際基準に厳格に合わせて、花茶の品質検査システムを作り上げ、発売する花茶の高基準、高品質により国際マーケットを勝ち取っています。
横県は、”会社+茶園+花農家+科学技術”の組み合わせもデルにより、花茶の技術訓練を広く展開し、老齢となった産量の低い茶園の改良プロジェクトを行い、有機ジャスミンの生産基地を作りました。ジャスミンの花は現在では全て無公害栽培を実施しており、老齢で低産量なジャスミン茶品種を改良したものが2.5万畝あり、作り上げた有機ジャスミンの生産園は3000畝あります。全県の優質な茶園の栽培面積は3万畝で、有機茶園は5000畝あります。
同時に、横県は北京張一元、浙江華茗園、台湾の隆泰などの著名企業との建設を重点に置き、ジャスミン茶の標準化加工模範センターの建設を進めるとともに、県内企業の技術改良を積極的に支持、指導師、国際的なジャスミン茶の香り付けに関する技術の規定と標準化を厳格に行っています。全県にある150社の花茶加工企業は、現在全てQS認証を得ています。
ブランドイメージ的にはジャスミン茶=福建省な感じですが、実際の生産量は今やこの横県が牽引しているようですね。