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坦洋工夫の原産地・坦洋村を訪ねる

坦洋工夫の原産地、福建省の福安市にある坦洋村。
そこを訪ねた記事がありましたので、ご紹介します。

探访古老茶村坦洋村 红茶的发祥地

坦洋村,位于福建省福安市社口镇西部的一个古老茶村,是“坦洋工夫”红茶的发祥地。1371年,这个名不见经传的小村子发现了当地的“坦洋菜茶”。

本篇文章来源于第一茶叶网 原文链接:http://news.t0001.com/2014/0425/article_169592.html

坦洋村。福建省福安市社口鎮の西部にある古いお茶の村で、”坦洋工夫”紅茶の原産地です。
1371年、この無名の小さな村では地元の”坦洋菜茶”を見つけました。
1851年、坦洋村の胡氏がこのお茶を使って、初めて坦洋工夫紅茶を作り上げました。これより、坦洋工夫の火は引き継がれ、何度も世界で、特にイングランドの三島とロシアなどの国でブームを呼びました。
1915年、坦洋工夫はパナマ万国博覧会に参加し、金賞を得たことで名前が天下に知れ渡りました。そしてイギリス王室の特供茶となり、世界の名茶の地位を確立しました。
この後、国際情勢の変化は輸出を主力としていた坦洋工夫に大きな影響を与え、坦洋村は徐々に人々の視野から姿を消していきました。しかし、坦洋村は引き続き工夫紅茶を生産し続けました。
2007年、紅茶の販路が広がると、”坦洋工夫”は再び脚光を浴び、坦洋村の農民の収入は日増しに増加していき、茶の栽培面積もどんどん拡大していきました。
今では、村の中には、清朝の同治年間の豊泰隆茶行などの一棟一棟の老建築が今でも完全なままに保存されており、当時の村の茶業が隆盛を誇っていたことを偲ばせます。
2013年4月、新しい坦洋工夫は31回パナマ国際貿易博覧会に参加し、再び紅茶の国際金賞を受賞しました。これによって、”坦洋工夫”は再び世界の新しいステージに立つことができ、古いお茶の村は再び人々の視野に入ってきたのです。

4月24日、 施光凌は咸豊年間の武挙人で、武信郎(訳注:清の官位)に任ぜられました。また、国内外で著名な坦洋工夫紅茶の創始者の1人で、その住居は今でも良く保存されています。


坦洋村には今も保存状態の良い清代の古民家建築が残されています


村内には清の同治年間の老建築が残り、当時の繁栄を偲ばせます

坦洋村にある天后宮は媽祖廟とも呼ばれ、清の道光30年に建設されました。外観は福州台江福安会館様式を模しており、茶業が繁栄していたときの税金で建てられたものです。その年、坦洋人は発達した水運を使って大量の茶葉を船に乗せて、直接遠洋へ運んでいたので、媽祖は自然と坦洋人が水上の平安を願う精神の拠り所であり保護神となったのです。


坦洋村にある望楼は民国元年に建設されました。当時、坦洋村の村民は村民の生命と財産の安全を守るため、12の望楼を修理して村を守り、村のランドマークの1つとなっています。
望楼は4階建てで土を固めたレンガでできており、極めて硬くて丈夫です。2階以上には外に向けて開く、外側は小さくて内側は大きな窓があり、光を取り入れ、通風口になるほか、銃口を出す照準台にもなり、対外的な防御もできました。

 

武夷山の下梅村もそうですが、清代の街並みというのは雰囲気がありますね。
訪れてみたい村です。

 

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