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抹茶の都を目指す、貴州省銅仁市の現況

貴州省銅仁市は、「世界抹茶之都」を目指すことを計画として立ち上げ、現在、そこに向かってさまざまな政策を打ち出しています。
その現状を紹介している記事がありました。

 

銅仁市は、既に抹茶の原料茶園10万畝を設置し、24軒の碾茶生産企業が優良な抹茶原料の供給に従事し、1.2万人の茶農家の1人あたり3000元以上の増収をもたらしています。
德江県は、”会社+茶園+組合+農家”の成長モデルで、累計で品種茶の生態茶園17.71万畝を設置しています。
銅仁市には碾茶生産ライン50本、抹茶生産ライン2本を設置し、江口県を醇甜におき、全力で”中国抹茶之都”を作ろうとしています。

良い山良い水が良い茶を生みます。
先日、延々と続く青山に沿って、梵浄山の中腹にある印江自治県紫薇鎮の大水渓村にやって来ました。高いところに立って茶園を眺めると、見渡す限りの緑の中で、村民たちが茶摘みを行っていました。
「以前の大水渓村は、山が高くて傾斜が急で、産業は遅滞し、土地は広くても収穫は僅かでした」と紫薇鎮の党委員会書記の汪明氏は言います。この村は高海抜、低緯度、多くの雲霧、無汚染であり、環境、気候などが茶の栽培に適しています。
ここ数年、銅仁市は”梵浄山茶”を自然体の茶葉公共ブランドとして、石阡県龍塘鎮、印江トゥチャ族ミャオ族自治県纏渓鎮湄坨村など16個の省級現代農業高効率茶葉模範園区があり、印江、松桃、江口梵浄山旅行観光茶区、沿河、徳江、思南烏江特色茶区、石阡苔茶茶区など三大茶葉産業ベルトがあり、いずれも生態茶、乾浄茶、安心茶を作ることを守っています。市内の茶園面積は189万畝、115の郷鎮、1232の村で茶を栽培しており、117万人が茶業に従事しています。そのうち、茶に携わる貧困郷鎮は71箇所で、17.9万人の貧困人口をカバーします。

「銅仁の抹茶は製品は、現在、日本、アメリカ、フランスなど12の国家に輸出されています」と貴茶公司銅仁分公司の総経理・胡清爽氏は言います。抹茶は茶の中で唯一、飲む、食べる、化粧品の機能を兼ね備えた製品で、人体が必要とする栄養成分と微量元素30種あまりを含有し、食品、医療品、化粧品などの業界に幅広く用いることが出来ます。

取材によると、銅仁市の江口、徳江、思南、印江、沿河などの県では、抹茶之原料茶園を3.76万畝新設し、碾茶生産ライン50本、抹茶生産ライン3本を建設しました。2019年、銅仁市は抹茶生産量1600トンを実現し、抹茶産出額は3.2億元で、1.2万人の茶農に一人あたり3000元あまりの増収をもたらし、梵浄抹茶の産業主体はどんどん大きくなっています。
2019年、銅仁市の茶葉総産量は11.2万トン、総産出額は119億元で、9.19万人の貧困人口に増収をもたらし、総産出額は100億元の大台を突破し、100億円級の農業産業となりました。

 

猛烈な勢いで増産を行っているようです。
既に日本にも輸出実績があるとのことで、世界市場でも存在感が増していくことになりそうです。

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