西湖周辺の茶楼(主に農家が経営する茶館)が集まって恒例の茶葉料理コンテストが開かれたようです。
西湖边农家乐昨天比赛烧“茶菜”
昨天,西湖景区九个村子又碰在一起比厨艺。这是西湖景区农家茶楼协会每年都要举行的比赛,今年茶楼协会定了个主题,每个村子拿出5道菜、2道点心、1道茶饮,样样都得和茶叶有关。
本篇文章来源于第一茶叶网 原文链接:http://news.t0001.com/2014/0529/article_170575.html
昨日、西湖風景区の9つの村が集まって、料理の腕を競いました。これは西湖風景区の農家茶楼協会が毎年開催しているコンテストで、今年茶楼協会が定めたテーマは、各村から5つの料理と2つの点心、1つの茶飲料を出すというもので、どれも茶葉に関係していなければなりません。
今年のコンテストにはもう1つの特徴があって、以前は各茶楼と茶楼の間の闘いだったのですが、今回は村と村の競い合いになり、団体戦の様相を呈しています。そのため、茶楼の主人たちは普段は商売の上で競争し合っていたとしても、今回は各自の精鋭を派遣して、皆で一緒に1つの火を囲んで料理を作ります。人手が最も多かったのは、梅家塢チームで、5軒の茶楼の調理人によってチームが結成され、1軒が1つの料理を担当しました。
茅家埠村は、上茅家埠と下茅家埠に分けられます。村の中で相談をしあい、上、下のそれぞれが最も良い1軒を選び、村の最強の実力者に代表をさせました。上茅家埠の代表は銘毅茶楼で、下茅家埠村は清渓余韻茶楼が選ばれました。
清渓余韻茶楼の女将は余霊忠さんという方で、昨日は忙しそうにずっと手伝いをしていました。余さんの話によると、彼女と銘毅茶楼の主人の徐銘毅さんは、二回の会合を重ねて、海老や鶏など、調理人はあまり新しいアイデアがないことが多いので、もっと色々考えて心のこもった料理を出すべきだと気づきました。
昨日、清渓余韻茶楼が送り出した2人の調理人は、共に20数歳の若者でした。銘毅茶楼は徐銘毅さんが自ら登場し、牛テールの紅茶煮込みを作りました。
徐さんの話によると、普段、店でも彼が調理することが多いのですが、この牛テールの紅茶煮込みは、村の人々も大変好きで、以前にもコンテストに参加したこともあるし、テレビにも出たそうです。
熱々の牛テールの紅茶煮込みがテーブルに乗ると、審査員は皆集まってきて、大皿に一斉に手を伸ばしました。
しきりにうなずいていたある女性は、このように言いました。「脂が乗っているけれども脂っこくなく、香りが本当に良いです」。私も一口頂いてみましたが、一口ではおさまらず、何個も食べてしまいました。
審査員の女性によると、以前の茶楼コンテストでも、この牛テールの紅茶煮込みを食べたことがありますが、印象の中では第3位でした。
「ホホホ、今回は第3位などということはなく、もっと上に行けますよ」と話すと、徐さんは笑ってこのように言いました。「私はもう何年も第3位を取っていますよ」。
最後の賞の発表の時、徐さんはあまり緊張しないと言っていましたが、私にはそうは思えませんでした。彼の片手には龍井茶がたっぷり入った大きな茶壺を持っていて、もう片方の手はしきりに茶壺の蓋を回していて、両目はしっかりと司会者の方を見ていて、一言も聞き逃すまい、としていました。
第1位は双峰村、第2位は霊隠社区と満覚隴で、徐さんは微笑むだけでした。第3位になると、茅家埠の3文字が聞こえ、彼は”あはは”と2回笑って、それから頭を振って言いました。”また3位です”
しかし、3位の料理でも大変美味しかったのです。ある審査員は食べた後に、また気になるのか戻ってきて、茶楼の住所、料理の値段などを詳細に聞き、友達を連れて食べに行こうと考えていました。
私は徐さんにこの料理のレシピを聞くと、彼は家でも簡単にできるとのことで、もし気が向いたら、試してみて下さい。
<材料>
牛テール(黄牛のしっぽが最も良く、香りが良いです)、紅茶(九曲紅梅など)、塩、山芋、人参。
<作り方>
1.牛テールを切って、冷たい水を鍋に入れます。沸騰してきたらあくを取り、牛テールを取り出します。
2.紅茶を淹れて、茶水を鍋に入れます。塩を少々入れ、煮込み始めます。
3.大体3時間ぐらい煮込み、鍋から出す前に山芋と人参を一緒に入れて煮込めば完成です。
簡単なレシピもあるようなので、ご自宅でも是非どうぞ。