遅れていた浙江省の茶摘みですが、寧波のあたりまで茶摘み前線が来ているようです。
寧波市鄞州区の様子をご紹介します。
宁波鄞州区陆续开采“乌牛早”春茶
随着气温逐步回升,我区露天栽培的“乌牛早”品种茶叶普遍发芽。前天,瞻岐、塘溪、龙观、章水等镇乡陆续开采早春茶。
本篇文章来源于第一茶叶网 原文链接:http://news.t0001.com/2014/0312/article_167878.html
気温が回復するに従い、寧波市鄞州区の露天栽培の”烏牛早”品種の茶葉の多くが発芽しました。一昨日、瞻岐鎮、塘渓鎮、竜観郷、章水鎮などでは続々と早春茶の摘み取りが始まりました。
塘渓鎮堇山茶場には16畝の”烏牛早”があり、責任者の王孟華氏は昨日40人の茶摘み人を手配して山に登って茶摘みをし、一日で40kgあまりの生葉を摘むことができ、約10kgの荒茶を作れました。
”烏牛早”は浙江省の早生品種で、鄞州区では約500畝で栽培されており、通常の気候条件であれば2月末から3月初めには茶摘みができます。今年は2月の低温と雨の多さから、”烏牛早”の発芽はのんびりと遅れてしまいました。
毎年、最も早く茶摘みができる春茶の品種なので、”烏牛早”はさまざまなお茶の中でも経済メリットが最も高く、そのため多くの茶場では必ず植える早春の茶品種となっています。
王孟華氏によると、”烏牛早”を摘み終えた後は、すぐに”浙農117号””龍井長葉””浙農117号”などの品種が続々と発売されるだろうと言います。現在までのところ、今年の春茶は数日発売が遅れはしましたが、全体としては悪くない状況です。
このような天気で産量が少なくなっているため、鄞州区で作られたばかりの早春茶は供給が追いつかない状態です。
烏牛早が浙江省のあちこちで栽培されていて、四川省などにも進出している理由が分かるエピソードですね。