例年、早めに摘み取りが始まる浙江省南部のお茶。
生産と取引が既に本格化しているようです。
浙江省南部の松陽県にある浙南茶葉市場の様子を書いた記事をご紹介します。
浙南茶叶市场春茶交易全面开启
2月3日,浙江南部地区新茶开采,2月5日首度在浙南茶叶市场上市,2月12日开始大量上市,交易量逐日增加。市场新茶以乌牛早为主,2月26日开始有少量龙井43上市。据统计,二月份浙南茶叶市场交易量308吨,交易额18967万元,交易量和交易额分别是去年同期的15.4倍和13.1倍。价格指数为2227.2,同比下降了14.96%。
本篇文章来源于第一茶叶网 原文链接:http://news.t0001.com/2014/0311/article_167835.html
2月3日、浙江省南部地域の新茶の摘み取りが始まり、2月5日には浙南茶葉市場で初めて発売され、2月12日にはまとまった量の発売が始まり、取引量は日に日に増えています。市場の新茶は主に烏牛早で、2月26日からは少量の龍井43号の売り出しが始まりました。
統計によると、2月の浙南茶葉市場の取引量は308トンで、取引金額は1億8967万元で、取引料と取引額は昨年と比較して15.4倍と13.1倍になっています。価格指数は2227.2で、昨年比で14.96%下落しました。
今年の浙南茶葉市場の春茶取引状況を総合的に分析すると、明確な特徴があります。
1つめは、今年の春茶の発売は昨年より半月ほど早く、2月21日より前の松陽県の地元産生葉の価格は1kgあたり120~160元の間で、市場での荒茶の価格は1kgあたり700~850元で安定していました。21日以降は価格が少し下落し、2月末には市場の烏牛早の価格は1kgあたり400~700元、龍井43号の価格は1kgあたり700~1000元となりました。
天候と贈答用茶の影響を受け、現在、新茶の価格は昨年よりも低くなっています。2月度の市場平均取引価格は1kgあたり615.81元で、昨年比で106.69元下落し、下落幅は14.96%です。
2つめは、今年の春茶は早くなったとはいえ、産量は下がったということです。一つの側面としては、今年の天候は変わりやすく、温度差が大きかったので茶樹の正常な成長に影響したこと。もう一つの側面としては、春節前後の低温による凍害と2月23日、24日の霜による凍結の影響があります。
市場の状況から見ると、今年の春茶は発売が早くなったので、二月度の市場取引量は昨年を遙かに超えるものとなり、308トンに達しました。これは昨年の15.4倍です。
3つめは、数年間の”松陽銀猴茶葉まつり”などのイベントでの宣伝活動や浙南茶葉市場自体の改善努力によって、松陽県の茶葉と浙南茶葉市場の知名度が上昇し、新茶が発売されるとすぐに全国各地の茶商から大口注文がどっと市場に入って、取引は日に日に活発になっています。
2月末までに浙南茶葉市場の取引総量は426トンで、取引金額は1億9682万元となり、それぞれ昨年と比較して3.16倍と8.87倍になっています。
春節前の暖かさで発売が早くなったものの、その後の寒波の居座りで産量は落ちたようです。
とはいえ、値段は下落傾向とのことなので、今年の春茶は買いやすくなるかもしれません。