ここ数日、日本では前線の通過に伴って、強い風が吹くなど天気が大荒れになりました。
ただ、それは中国の茶産地でも起こっていたようです。
大风作乱,日照大棚茶很受伤
一场大风让日照茶农损失严重。受3月9日九级大风影响,日照岚山区巨峰镇的部分绿茶大棚被大风掀翻,本应再过半个月左右就能上市的大棚茶将延迟到“五一”前后才能采摘。
本篇文章来源于第一茶叶网 原文链接:http://news.t0001.com/2013/0313/article_158644.html
記事によると、山東省日照市の茶園では、3月9日の9級(烈風・風速20.8~24.4m)の大風で、茶樹にかぶせていた覆いが飛ばされてしまったとのこと。
これによって、お茶の発売時期は半月ほど伸び、5月1日ごろの中国のゴールデンウィーク期間になりそうだとのこと。
これは簡単に言うと、お茶のハウス栽培のようで、あと半月~20日前後で茶摘みになるところだったようです。
露天のお茶と比較すると1ヶ月ぐらい早く収穫が出来、収穫量も多いそうで、値段も高めにつくらしく、昨年は生葉の状態で1斤180元ほどの値段になるのだとか。
ところがその苦労も、風で吹っ飛ばされてしまった、と嘆いています。
もう一度覆いを掛けるにしても、1畝あたり3000元あまりのコストがかかるとのことで、それでは露天のお茶と変わらないので、このまま様子を見る、と茶農家は話しています。
こういうニュースを見ると、やはり一衣帯水の隣国なんですよね。
色んなものも飛んできますし、気候変動も似ています。