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読み:めいがんく
2002年版の国家標準『武夷岩茶』(改訂につき現在は無効)によって定義された、武夷岩茶の生産範囲の1つ。
ほぼ武夷山風景区内を指し、いわゆる正岩茶の採れるエリアは、この地区内にある。
2002年の国家標準では、この名岩区とその周辺の丹岩区(名岩区を除く武夷山市全域)で生産されたものを武夷岩茶と呼んでいた。
名岩区は、伝統的な武夷岩茶の産地であり、土壌や生育条件などがオリジナルに近いとされている。
しかし、面積も狭く、生産量には限りがあるため、2006年版の国家標準からは、名岩区と丹岩区の区分は廃止され、武夷山市内で生産するお茶を区別無く武夷岩茶と呼ぶことになった。