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鳳凰単叢

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読み:ほうおうたんそう

広東省鳳凰鎮周辺で作られている烏龍茶。
現地にある在来の鳳凰水仙種およびそこから分離、育成された品系・品種が用いられており、香りの豊かさが特徴。
”鳳凰単欉”と表記されることもあるが、これも誤りでは無い(広東省の地方標準では、両方が併記されている。国家標準は木偏のない叢のみ)。

鳳凰水仙種の中でも、品系・品種の違いによって微妙に香りと味のパターンが違い、「黄梔香」「芝蘭香」「玉蘭香」「蜜蘭香」「杏仁香」「姜花香」「肉桂香」「桂花香」「夜来香」「茉莉香」などのように名前がつけられている(十大香型)。
「単叢」は、元々は「一本の木から採れた茶葉を混ぜずに製茶すること」の意味であったが、現在は無性繁殖品種などで品種の統一がなされている場合などは、灌木型の品種茶として1本の木にこだわらずに製茶されていることも多い。

 

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