製茶の際にはエネルギー源が必要で、これまでは薪などの燃料を使用していましたが、武夷山市では環境保護の観点からも電力の使用を積極的に進めていくようです。
福建武夷山全面推广茶产业“以电代燃”
6日,笔者从武夷山市经济信息和商务局了解到,今年开始,武夷山全面推广茶产业“以电代燃”工作。
本篇文章来源于第一茶叶网 原文链接:http://news.t0001.com/a/201605/00004476.html
6日、武夷山市経済情報と商務局への取材によると、今年から、武夷山市は茶産業の”電気を燃料にする”活動を全面的に進めていくそうです。
武夷山市の茶園面積は14.8万畝で、昨年の製品茶の産量は7800トンで、総産出額は15.36億元、茶葉会社の納税額は5272万元になります。電化を進めることで、よりエネルギーの構造を良くし、茶産業のグリーン経済としての歩みを進め、武夷山生態旅行都市の環境を守ります。
武夷山市経済情報と商務局局長の金小万氏は、武夷山市は3年以内に各郷鎮の茶葉会社にヒートポンプ、電熱炉、電気製茶器などの電力による設備を用いたクリーンなエネルギー源を適用する新しいモデル順次導入し、基本的には電気によって替えることのできる技術分野をカバーします。これまでの電鍋炉、電熱炉などの5つの領域をスマートホーム、風力や太陽光などの15の技術領域に広げていきます。
取材によると、電化を進めるために、茶葉会社が設備の改善を進めるために、省の財政補助を受けることができます。補助金額は設備総額の30%までで、色彩による選別器、自動化萎凋室やそのシステム、茶葉加工設備については、投資総額の50%まで受けることができます。エネルギーと排出削減に関わる工業用の釜、工業電炉の省エネ改善については、環境保護、エネルギーと水資源の節約企業として所得税の優遇政策もあります。企業が独自津に購入して設置する、環境保護、省エネと節水、安全生産などへの専門の設備については、一定の比率で税の減免を受けることができます。武夷山市ではさらに台湾農民創業園の支持政策により、省の創業園内における茶の栽培農家に対しては、農業生産用の電力料金を30%引き下げています。
現在武夷山市の各郷鎮、街道と農場では、茶の加工集散区、無煙低炭素茶区を作る方針になっていて、企業の規模は大きくなり続けていて、茶の加工は分散型から集約型に変わっていき、茶農家の積極性を高めるとともに、茶産業の経済的な効率と社会の効率を高めています。
補助金などをどんどん出して、茶業の電化を進めていく方針を打ち出しているようです。
武夷岩茶の炭火焙煎や正山小種には伝統的な薪を使った乾燥工程がありますが、そうしたところも影響を受けていく可能性があるかもしれません。

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